良い土地の条件②土地自体の問題

前回の記事で、平屋に求める土地の条件は決まりました。

これに合致する土地であっても、ほかの問題が生じてくることがあります。

  1. 道路と比べた土地の高さ
  2. 下水地域?浄化槽地域?
  3. 土地に上水道引き込み済み?
  4. そもそもその土地へのアクセスは?
  5. 今日のまとめ

 
上記以外にも気になる点はあるかもしれませんね。例えば、近隣の雰囲気ですとか、ご近所さん問題
これに関しては読めない部分が大きいです。
事前に自治会のことを近隣の方に聞きに行ったりするなどのアドバイスを読んだことがありますが、それで本人が納得できるならそれでよいと思います。
よそ様に対してと、実際に住み始めてご近所さんになってからとでは、対応に差が生じてくるパターンもあるかもしれません。
もちろん、事前にご近所さんに話を聞きに行くことはすごく大事だと思いますので、お試しください。
 
 

1.道路と比べた土地の高さ

 
道路と土地が平坦だと、外構に余計なお金がかかりません。
道路と土地が平坦ということは、そのまま駐車場も作れますし、余計な土を捨てる(残土処理)必要もなくなります。
段差があると、せっかく平屋でほとんど段差を作らず済むところ、余計な段差が増えてしまいますし、外構費も増えてしまいます。
私たちの土地も少し段差があります。
段差を削って駐車場にする予定のため、その分の外構費をみておく必要があります。
 
ここに関しては、二人で相談し、それを飲んででも駅近の土地がいいということでそこに決めました。
 
 
逆に、あえて道よりかなり高い位置に家を建てたい方もいるでしょう。見晴らしは良いような気がしますね。
その分、外構費を充分に見ておく必要があります。ブロックをしっかり積み上げる必要がありますからね。
ひとえに外構と言っても色々ありますので、またそれはまた別記事で。
 
 
 

2.下水地域?浄化槽地域?

 
その土地が下水の通っていない地域にあると、敷地内に浄化槽を置かなければなりません。
下水が通っていると下水料金がかかりますが、浄化槽もタダで設置できるわけではないですし、
定期点検や耐用年数が過ぎたら買い替え、ということになります。
 
 
近くまで下水がきていない地域であれば仕方ないですが、下水地域もあるのであれば、下水地域の土地を検討したいですね。
 
 
独身時代に住んでいた職場の宿舎は浄化槽地域で、定期的に業者が入って点検していました。
もちろん、単身用となるとまた違うと思いますが、どうしてもやはりにおいがきになってしまいますね…。
 
私たちの土地は下水地域です。
 
 

3.土地に上水道引き込み済み?

 
土地の中まで上水道が引き込まれているかどうかで、やはり工事代金が変わってきます。
上水道が引き込まれていない場合、道路から引き込む必要があるのですが、道路のどっち側に水道が通っているか?が大事になってきます。
 
 
自分たちの土地側に水道が通っていれば、そこまで代金かかりませんが、反対側ですと道を横断して引き込むために、まるっとコンクリートをはがさないといけなくなってきます。
それだけで100万って言ってたかな、余計にお金がかかることになるようです…。エグイ。。
まぁ引き込まれているのが一番なんですけどね。
 
幸い、私たちの土地には、上水道引き込み済みでした。
 
 
 

4.その土地へのアクセスは?

 
駅近かどうかとかそういう話ではなく、そもそもその土地にたどり着きやすいかどうか?といったお話です。
 
私たちが土地探しをしていた頃、HMが探してきてくれた土地の中に、新しく宅地化され、上下水道ガスも引き込み済み、平坦で広さも充分のちょうど良い土地がありました。
購入した土地よりも駅近でもありました。
 
 
しかしです。
 
その土地は、一方通行じゃないのにミニバンがギリギリ1台しか通れない程度の広さの道を進まなければたどり着くことのできない、アクセス難易度がめちゃくちゃ高い土地でした。
 
既にお話し済みの通り、私たちは田舎住まいですので、毎日車に乗ります。毎日その道を通らなければならないのです。
一方通行ではないということは、前から車が来たら、どちらかが広い道まで下がるしかありません。
 
それに、どういう手段があるかわかりませんが、ミニバン1台ギリギリということは、家を建てる資材を運ぶのも一苦労ですし、引越し業者もどう頼んだら良いやら…という感じでした。宅地化されたその場所は全部で6区画ありましたが、うち2つは既に売れて家も建っていましたので、結局何とでもなるんだと思いますが。
 
土地自体は気に入っていたため残念でしたが、このアクセス難易度にはとても耐えられるものではありませんでした…。
 
 
 

5.今日のまとめ

 
今日は、土地そのものについてお話ししました。
完璧な土地に出会うことはおそらくほぼ100%有り得ませんので、自分たちの本当に求めている土地の条件は何なのか、是非、見極めてみてください!
 
 
今日のまとめです。

  • 土地と道は段差なし?あえての高台もあり
  • 下水地域がおすすめです(下水道代は別途かかります)
  • 水道引き込んでる?(道の反対側を水道管が通っていたらエグイ工事代がかかります…)
  • 土地へのアクセスも問題なし?(例えば狭い道を頻繁に通りたくはない…ですよね?)

 
 
 
さぁ、楽しい家づくりライフを!